お~い、ルーシー!
「ワールドビジネスサテライト」を見ていたら、ふとあることに気付く。
アンカーは今も昔も女性。
他の局は男性がメイン司会で女性のアシスタントが相場だが、昔から思想が高いというべきか。
企業も社会全体も女性の能力に焦点をあてて、雇用や重要なポストへの登用の門戸が開かれた自由な世界をアピールする。
確かに、女性の活躍するシーンは圧倒的に増えた。
喜ばしいことだと思う。
私は少し考えが違う。
決して、女性蔑視ではない。
能力は男性も女性も変わらないと思う。 それこそ、肌の色でも何ら変わりはないはず。
ただ、機能が絶対的に違う。
一部違う習性の動物はいるが、基本的にオスはメスや子孫の為に餌を捕ってくる。
いざという時には外敵から守るというのが主たる役目である。
原始時代に遡って、女性が毎日狩に出て、男性がその帰りを待ちながら家事や育児をする姿が想像できるでしょうか?
そんな事じゃ、あっと言う間に今の日本が抱えてる少子化で群は滅びてしまう。
そもそもが持っている機能を棚上げにして社会の遍歴を良し悪しを語るべきじゃないと思うんです。
確かに近代は女性が軽視される男性社会。
「生まれ変わりたいのはどっち?」と質問したら、男性はほぼ男性、女性は女性という人よりも男性と答える方がもしかしたら多いかも知れない。
それだけ、社会における既得権域が違うから。損得の問題。
女性はいろんなシーンで悔しい思いをしているのは事実だと思う。
この状況の中で、女性が活躍しようと思ったら、鎧を着るのも大事だが、その前に捨てなくてはならないものがたくさんある。
ひとたび、女性がビジネスに専念すると宣言した時点でいわゆる結婚は必要ない。
出産なんて出来事は偏った見方をすればリスクでしかない。
世の終焉だ。
改めて、私は女性蔑視をしている訳ではないが、女性が先導する場面が多ければ多いほど違和感を感じる。
やはり男が狩に出て、女性は子孫を残すという姿が前提であるべきで、女性も活躍できる場を~なんて社会を敢えて創ろうとすること自体がおかしいと思う。
ただ只、今の社会に、とりわけ日本に必要なのは、仮に女性の指導者が現れても自然であること。
偏見や揶揄、横槍や邪魔などもっての他、という思考の変更だけ。
世の中は全てバランス。
それが偏った時点で問題は起きる。
だから、女性が人口の大半を占め、この議論など無意味な女性社会になれば、それはそれで色んな問題は発生するのであろうが、今回も少なくとも各国の首相や大統領が女性で、北のドンも女性だったとしたら最終的に核のボタンは押さないのではないだろうかと思ったりもする。
それは敵を作る・敵を倒すという習性の男だからこそあり得る危害で、味方を作る・種を守るという女性の本質ゆえの事。
種の根源は女性。
女性が強いことに変わりはないのだけど「ルーシー」は今の世をどう見ているのだろうか?
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