使ったものを元に戻せない!
使ったものを元に戻せない!
これって、ADHD((注意欠陥/多動性障害)という病気かもしれません!
自己診断してみましょう!
1.物事を最後まで完結できないことが多い。
2.計画を作っても作業を順序だてて作業が進められないことが多い。
3.約束や、しなければならない用事をよく忘れる。
4.じっくりと考える必要のある課題に取り掛かるのが苦手。
5.いろんな事が気になって最初の目的が果たせないことが多い。
6.じっと長時間同じ姿勢でいることが苦手。
7.探し物が見つからず、結果目の前にあることがある。
8.突然駆り立てられるかのように過度に活動的になったり、何かせずにいられなくなることがある。
9.辛味などの刺激物や臭いの強い食べ物が好き。
10.直ぐ泣く。
過半数以上当てはまったら危険信号かも!
行動の実行機能は前頭前野とよばれる大脳の前側の部分で調節されます。
ADHDの方は、前頭前野を含む脳の働きにかたよりがあると考えられています。
又脳の神経伝達物質(脳内の神経細胞の間で情報をやりとりする物質)であるドーパミンやノルアドレナリンの働きがADHDの方では不足気味であることがわかっています。
これらの神経伝達物質の機能が十分に発揮されないために、ADHDの症状である不注意や多動性があらわれるのではないかと考えられています。
重度になると日常生活のさまざまなシーンで支障が出てきます。この場合は家族のサポートは元より治療が必要ですが、自覚症状が薄い程度であれば、自分の意識を変える事で十分に克服できます。
そもそもADHDの方は神経が他人よりも細やかなのです。
だから、何かやってても色んな事が気になる。
自分の事はさておき、他人の行為の方が目に付く。といった具合です。
➡先ずは難しいことを考えないで一つずつ完結していって成功事例を自分に溜める。
(お子さんの場合なら、これは特に大事なことです。又、克服していく充分な時間がある訳ですから、焦らずゆっくりと…そして結果を褒めて伸ばす!これに尽きます)
➡何かにつけて食べ物に香辛料など刺激物を加える。酸っぱい・苦いものが好き。パクチーやバジルなどの臭いの強いハーブを好んで食べる。
これは、刺激物を取り込むことで、ドーパミンの分泌を促す本能的な行為とも考えられるようです。
ただ、体に悪いものではありませんから、好きなら遠慮する必要はありませんが、とにかく辛くしないと美味しく感じないというのは味覚<脳の刺激が勝っている証拠なので、意識して使用量を減らしていくことが克服の近道です。
➡仕事などによる過度のストレスも原因のようです。案外、いろんな人と接点が持てる接客業やサービス業は自分の好不調とは関係なく、適度な緊張状態を保てる為良いみたいです。
勿論、「お水を頼まれていたのにすっかり忘れてた!」ということはあるでしょうが、気にしないことです。それよりも、意識して笑顔をつくる、声を出すということは安定した交感神経の循環に繋がります。
何でもそうかもしれませんが、『思いつめないこと』『無理をしないこと』が一番です。
0コメント