科学と学習!
幼少の頃、「科学と学習(学研)」というのがあった。
文字通り、科学の教本だが、その魅力は何と言っても『付録』
今じゃ考えられないものが送られてきて、心底楽しみだった!
「かぶとがにの飼育セット」や…
「アリの観察BOX」…どれも懐かしい。
今ではホームセンターに1,000円弱くらいで売ってる(裏返せば、買いに行かないと手に入らない)
中でも私が強烈に記憶しているのは「昆虫の解体セット」
ちゃんと、麻酔注射器・メス・ハサミなど、いわゆる手術セットがフル装備!
現代の子にはありえないだろう。。。
友達皆が持ち寄って、セミやカミキリムシ、トンボと捕まえては解体した。
現在だと事件になっちゃうのかな(笑)
付録自体の良し悪しは賛否両論あるだろう~時代と共に子供の興味の先が変わったとは言え、情操教育つまり成長にあたっての基礎知識は不変だと思うのだが…。
今の子は昆虫を手で触れない。ヤモリとイモリの見分けもつかない。ヘビなんぞは動物園で鑑賞するもの~もちろん、仕方ない部分もある。都会ではカブトムシなんて見つかる訳ないから。
しかし、この前公園で虫かごを肩から下げた少年とお母さんが。
何十年前と何ら変わらない光景。
と思ったら、網でセミを捕獲しているのはお母さんのほう!
子供は後ろから指示を出してるだけ!これって、変じゃね(^^;)
人生に必要なのか!と言えば、それは愚問。
小学校で習った算数や歴史、英語全てが活かせてるかと逆に聞きたい!
昔の先生はある意味スゴい!
理科の時間には、鯉だのカエルだの教室で解剖して見せてくれたんだから~!
幼少にこういった経験をさせないから、今の子は平気で人をバラバラにする、なんて極論は言いませんが、ネットや疑似の世界で知識の穴埋めが出来ているとも正直思えません。
しかし、今の世はこの教育を受けた世代が主にコントロールしているはずなのに…
「何故、愛の鉄拳が暴力に?」
「何故、公園のブランコを廃止するの?」
「何故、ちょっとエッチなシーンがあるだけでR指定?」
我ら世代は一生懸命大人の目を欺く知恵をない頭で絞っていたじゃないかー!!
どうした!?あれは悪しき記憶にしか過ぎないのか!
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